鳥取市のこども食堂10施設へ“こども食堂応援パソコン!”を寄贈しました
当社は、2024年11月20日にSANDBOX Tottori(鳥取県鳥取市)にて開催された認定NPO法人全国こども食堂ネットワーク・むすびえ(東京都新宿区、理事長:湯浅 誠)主催のイベント「こども食堂オープンデータ全国横断シリーズ第1弾~ 麒麟のまち地域食堂情報オープンデータ作成ワークショップ」に協賛企業として参加し、イベントに参加されたこども食堂のうち10施設を対象に、それぞれ1台ずつ、合計10台の“こども食堂応援パソコン!”(※1)を寄贈いたしました。
本イベントには、こども食堂運営者や自治体職員、社会福祉協議会職員など合計約30名が参加し、オープンデータの基礎知識や活用方法を学んだ後にオープンデータの登録を行い、実際に登録されたオープンデータを確認しながらオープンデータによって広がる可能性を体験しました。
公開されるこども食堂情報が共通化されることで、参加を希望する子どもや地域の方たちが必要な情報にアクセスしやすくなることに加え、こども食堂を応援したい企業、団体、個人等による利活用が進み、さらに全国各地でこども食堂の活動に参加したり応援したりする動きが加速することが期待できます。また、自治体にも、こども食堂の情報を更新頻度高く掲示するメリットを実感していただけることが期待されます。
“こども食堂応援パソコン!”を寄贈に関しては、参加されたこども食堂運営者の方から以下のような声をいただきました。
・補助金では資産(=パソコン)の購入ができず困っていた。
・自宅から私物のパソコンを施設へ持ち込まなければならず負担になっていた。
・新品のように見える。このような綺麗なパソコンをいただけるのは本当に嬉しい。
今後の予定としましては、2024年12月21日(土)22日(日)に行われる「全国横断シリーズ第2弾@埼玉県 こども食堂オープンデータ・アイデアソン&ハッカソンーUDC2024ー 〜地域×データで課題解決チャレンジ〜」に参加されるこども食堂へ“こども食堂応援パソコン!”の寄贈を行う予定です。
当社はこども食堂への寄贈を通じて、リユースパソコンがこども食堂で活用され、こども食堂が抱える課題の解決や、こども達の学習や創造力の発揮に役立つことを心から期待しています。また、これからも当社は社会貢献活動に積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に向けて努力を続けて参ります。
こども食堂応援パソコン!”寄贈活動について
こども食堂は、経済的に困難な家庭のこども達に対して、栄養バランスの取れた食事を提供するだけでなく、心の交流と未来への希望を育む場として、地域コミュニティの大切な役割を果たしています。『誰一人として取り残さない』ためにも、デジタル格差を埋められるような機会創出に重要です。しかし、こども食堂を効率的・効果的に運営し続けるには、情報を共有・発信するためのツールが不足しているという課題を抱えています。当社は地域の交流拠点として重要な役割を持つ全国のこども食堂を支援するため、循環型社会を実現するビジネスとして2017年から全国展開しているリユースパソコンを活用したLCMサービス(※2)をこども食堂向けにカスタマイズし、3年間無償保証付きで寄贈する活動を2023年から行っております。
用語解説
(※1):こども⾷堂応援パソコン!
⼗分な性能を持ちながらも不要になったパソコンを価値のある「資産」として買取・選別処理し、厳格な品質管理とクリーンアップ作業を⾏ったパソコンを、こども⾷堂向けにカスタマイズしました。こども⾷堂の運営に必要な各種ソフトウェアやこども⾷堂情報のオープンデータにアクセスしやすい環境を予め設定し、すぐに使用できる状態で提供。また、パソコン本体の提供に加え、長期間安心して利用していただけるよう以下のサポートも提供しています。
- 基本操作・設定マニュアルの配布
- 個別設定や初期設定講習会の実施
- 専用ページや専用ダイヤルによるサポート
- 3年間の無償保証
- 使用後の回収とデータ消去サービス(データ消去証明書の発行を含む)
(※2):LCMサービス
Life Cycle Management の略。IT資産運用をライフサイクルの各プロセスに応じて支援するサービス。不要となった情報機器を「資産」として再評価し、選別処理・買取を行い、厳格な品質管理とクリーンアップ作業を施した後、お客様の希望設定でご提供。サポートデスクや3年間無償交換などの保守対応を行いながら全国規模でレンタルサービスを展開中。
詳しくはこちらから:https://j-sc.co.jp/lp/lcm-service/