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東北大学・東松島市主催の産官学連携「SDGs出前授業」に参加 昨年に引き続きリユース・リサイクルの大切さを伝える

東松島市全小学校8校、小学四年生339名を対象に授業を実施

東北大学とSDGs未来都市・東松島市(宮城県)が共同で開催した体験型「SDGs出前授業」が7月9日、全工程を無事終了したことをご報告いたします。今年の授業は6月24日、25日、7月8日、9日の4日間、東松島市の全小学校8校で実施され、小学4年生339名が参加しました。なお、当出前授業は2019年度にスタート、本年度初めて市内の全小学校を対象に実施されました。当社は昨年に引き続き、2年連続の参加となりました。

2024 年 6 月 25 日に東松島市立矢本⻄小学校で当社の社員(前田 朔良)が SDGs 出前授業を行う様子

小学校4年が学ぶSDGs(持続可能な17つの開発目標)の内、当社のビジネスに関連する、2つの開発目標「9.産業と技術革新の基盤を作ろう」と「12.つくる責任、つかう責任」を題材に、リユース・リサイクルの大切さを学ぶ授業を行いました。

「9.産業と技術革新の基盤を作ろう」を題材にした授業では、スマートフォン、タブレットやゲーム機のリサイクル基板を見せながら、基板から様々な資源が取り出せることを説明。リサイクル基板のどの部分に金、銀、銅が含まれているかクイズ形式で出題し、こども達は必死に基板を眺めていました。リサイクル基板から取れた貴金属が表彰メダルに使用された事例を通じて、リサイクルの必要性を説明しました。

基板に含まれる資源を探す様子
表彰メダルの事例を紹介する当社の社員(髙橋 宏太)

「12.つくる責任、つかう責任」を題材にした授業では、こども達と同年代のリユースPCを用意。インストールした最新のゲームをプレイしながら、古いPCでも修理すれば使えることを体験してもらいました。「モノ」を使い続けることで廃棄物が減ることも、こども達と一緒に確認できました。

10年前のパソコンを用意し問題なく動作することを説明
10年前のパソコンで実際にゲームをプレイしてもらう様子

「SDGs出前授業」を受けたこども達は、一様にスマホやタブレットの中身に関心を持ち、それが次の製品に生かされることに驚いていました。放送局のインタビューでも、「使えなくなったものはリサイクルをして新しいものに出来ることを知った」、「使わなくなったものをすぐに捨てないで、リサイクルしていきたい」等と話していた事から、当社の授業は、廃棄物の削減や持続可能な社会への関心、更にはリサイクルについての意識の向上に繋がったものと確信します。

当社は今後も産学官連携を通して、地域の自治体・学校・民間企業に寄り添い繋がりながらSDGs目標のさまざまな課題を乗り越え、地域社会全体の発展に貢献してまいります。

本件に関する報道機関ならびにお客様からのお問い合わせ先

日本システムケア株式会社 環境イノベーション推進室
電話番号:03-6228-1010
メールアドレス: eip@j-sc.co.jp

ご参考

– 東北大学グリーン未来創造機構のウェブサイト:https://www.ggi.tohoku.ac.jp/
– 東松島市のウェブサイト:https://www.city.higashimatsushima.miyagi.jp/